何かを描くとき、何かを思い描く
資料を見ながら、写真を見ながら描いていても、資料では見えないところを想像したり、写真を見ながら、その当時のことを想像したり。
やはり思い出しながら描くんですよね。
これが引き出し脳、前頭葉を鍛えることになるらしいです。
医療や科学の面でプロではないので確定したことは言えませんが、いろいろな書籍で絵日記が認知症にいいとか、記憶ゲームがいいとかは、よく言われています。
何気に日常生活送っていると、脳に「冷や汗」を書くことがない。
なんだっけ?となってもググることができる。
思い出そうとしたり、思い出してもその画像を描いてみたり。
思いっきり日常使わない脳取れしてみませんか?
今回はレッスンでも取り入れている、そんなお勧め描きながら連想ゲームのご紹介。
目次
- 過去絵日記、未来絵日記
- しりとり絵
- 〇△□から連想絵
- 絵パズル
- 昨日ごはん、一昨日ごはんメニュー・海の物、山の物
絵日記
今日一日の楽しかったこと印象に残ったことを思い出しながら描く定番の絵日記
ここでのNGワード「描けない」「難しい」「何もない」
何か小さなことでも、印象に残っ物を描いても。
自分しか見ない絵日記なので、自由に描いてみる、思い出しながら。
もう一つは明日やろうと思うこと
未来絵日記を描いてみる
もしくは朝に今日やろうと思っていること
未来絵日記です。
掃除や料理、特別な何かではなくても。
ここでは是非楽しみにしていること、わくわくすることを描いてみてください。
想像しながら。
しっかり描いたり、塗らなくてもボールペンでメモ書きのような描き方でも大丈夫
思い出したり、想像したりということが大切です。
楽しみながら。

しりとり絵
自分一人でしりとり絵
まずは思いついたものを(なんでもいいです)描いてみます。
たとえば朝見た「鏡」を描く
「鏡」の「み」から連想して「水ボトル」を描く
「水ボトル」の「る」から連想して~という具合に一人しりとりを絵でイメージして描いていく感じです。
言葉でしりとりゲームも脳トレですが、具体的に描いてみると意外に大変。
コツは「瞬画」
これも自分しか見ないので、しっかり描きこむことより、「そう見えたらいい」ぐらいな感じで。
一点一点に時間をかけず(2,3分で描くつもりで)
上手く描くとか考えずに。
直感的に感覚的に描く感じです。
頭で思い描いたものを瞬時に表現してみてください。

〇△□から連想絵
まずは〇から連想絵
次に三角から連想絵
最後に□から連想絵
描き足して何かの物に変身させるイメージです。
〇に目や鼻口を描いて「顔」
△二に海苔を描いて「おむすび」
□にタイヤや窓を描いて「バス」という具合に。
次に一枚の画用紙に〇△□を全部描いてなんとなく、その三つがつながるような連想絵
例えば□の上に△おいて、□の中に〇を描いて「お家」みたいな感じです。
この数を増やしてみたり、別の形を試してみたり。
応用縁です。
〇を三つ使用して連想絵
台形やひし形で連想絵などなど。
レッスンではレベルに合わせて応用編でゲームします。
ワイワイ言いながら、面白い絵が仕上がります。

絵パズル
グループレッスンで春になるとゲーム感覚で描いているもの。
「大きなサクラの木」を描く。
画用紙をつなげて大きな用紙にした上に、墨で大きな木(枝のみ)を描きます。
もしくは大きな用紙に、墨で大きな木(枝のみ)を描きます。
それらをバラバラにして、各個々に配る。
そこにサクラや小枝、葉っぱを描いてもらい色付けして各自、木の一部を好きな色で塗ったり、昆虫や鳥などを追加して仕上げてもらう。
仕上がったそれらを、再度最初に繋げていたように、パズルのようにつなげ一枚の「大きな木」に。
それぞれ色や桜の描き方は違っても、華やかな楽しい「大きな木」の完成です。
わちゃわちゃ言いながらパズルをやる感覚です。
これ一人でやってみても楽しいです。
実際のパズル制作のように一枚の絵を仕上げて、いろんな形に切ってパズルとして楽しんでもいいし。
上記のように下地を描いた後バラバラにして色付けや、いろんなものを付けくわえて、最期につなげてみると、まったくオリジナルの、日常描かないような芸術作品が生まれるかも。
普通に色付けするると、「木」は木として自分なりに着色するし、自分なりの描き方で風景や生き物を塗ってしまう。
あえてバラバラにして塗ってみると、微妙な変化が出て面白い作品ができると思います。
それらを繋げるときに、少し脳に冷や汗をかきながら、脳トレにもなります。

昨日ごはん、一昨日ごはんメニュー・海の物、山の物
定番の記憶引き出しゲームです。
昨日食べたもの、一昨日食べたものを描いてみる。
朝食、昼食、夜ご飯。
頭の中で机に並べた料理、器なども思い出しながら。
お皿に模様があれば料理の隙間に見えるお皿の模様も描いてみる。
もちろん机の上においてあった調味料や取り皿、お箸やテーブルマットなども
食べた時の状態の「テーブルセッティング」をテーブルコーディネータになった気分でスケッチ
このコーディネータになった気分で描くのがコツです。
かしこまらずに鉛筆、ボールペン、色鉛筆、パステルなど自分が一番気楽に扱える画材で描いてみる。
思い出しながら。
脳の前頭葉フル回転です。
好きな食べ物、今食べたい食べ物をちょっと描いてみるのもいいと思います。
グループレッスンでよく行うのが、クイズ形式に描く
「海の物」「山の物」チームに分かれて、日常食べている料理や食材をチーム事に描いていく感じ。
「海の物」何食べた?
「山の物}何食べたっけ?
など言いながら、沢山描いたチームの勝利です。
競い合いながら描くといいのは。「上手に描かないと」「難しくて描けない」なんていう言葉が減る
いわゆる思い出したら即描くという、瞬画に近い感じになるのがいい。
大事なのは思い出したら、言葉にしながら描くということです。
脳と手が即座につながる感じです。

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