絵がうまくなりたい、イラストを描いてみたい。
でも何から始めたらいいのか、どんな練習がお勧めなのか悩みますよね。
まずは気楽に落書きから、お勧めします。
目次
- 落書きをお勧めする理由
- 落書きから始める基礎練習
- なぞる落書き
- 画材で遊ぶ落書き
1落書きをお勧めする理由

まずは落書きから。
これお勧めです。
メモ紙からで十分です。
大事なことはリラックスして、無意識に描いてしまうほどに絵を描くことを習慣化すること。
さぁ練習しなくては。一日30分は描こう。2時間は練習しよう。デッサンを1日5つは描こう。
決め込んでも、構えるばかり。
日常使用している、鉛筆やボールペンで線を描いたり、ボールを描いたり。
絵で遊ぶ、絵の距離感を近くもつことが大切です。
上手いとか下手とか、気にせず。
ぐしゃぐしゃな絵でも、プッと笑える絵でもいいんです。
メモ帳やチラシなどの隙間、自分にとって構えずに絵が描けるところに。
サイズも名刺サイズ、はがきサイズぐらいで始めましょう。
まずはリラックスして、感覚的に描く。
描いているうちに、鉛筆やボールペンを動かす、絵の動きがスムーズになります。
軽い筋トレのような感じですね。
2落書きから始める練習法
- 直線ラインをフリーハンドで描いてみる
- 丸をフリーハンドで描いてみる
- 四角をフリーハンドで描いてみる
- サイコロをフリーハンドで描いてみる
直線ラインを描いてみる。
フリーハンドで。
長さは描きやすい長さで。
できるだけ水平に。
一本描く事が出来たら。1センチぐらいづつ開けて何本も。
横の直線になれたら、縦の線も描いてみる。
方眼紙をイメージして、横の直線と縦の直線を描いてみる。
気楽に日々描く事で、水平感覚が伸びます。
慣れてきたら、線と線の間隔を5ミリにしてみてください。
本数を増やしてみてください。
長さを長めに描いてみてください。

丸をフリーハンドで描いてみる
〇を描いてみる
小さい〇、大きい〇、さらに大きい〇、を描いてみる。
〇の中に、また〇を描いてみる(同心円)
ぐるぐると蚊取り線香のようなイメージで丸を描く
ぐるぐると描いた円の線の間に、もう一本描いてみる。
ぐるぐる描く円の間隔を、できるだけ同間隔で描いてみる。
さらに二重、三重重ねのぐるぐるを描いてみる。
かなりの曲線練習になると思います。

四角をフリーハンドで描いてみる
四角をフリーハンドで描いてみる。
大きい四角、小さい四角、四角の中に四角を描いてみる。
〇と同じようにぐるぐる四角を描いてみる。
ぐるぐる四角の間にもう一本ぐるぐる描いてみる。
線の間隔を同じ感覚になるように描いてみる。
正方形を描いてみる(縦、横の寸法が同じにしてみる)
直線慣れと寸法感覚が伸びます。

サイコロ(立方体)をフリーハンドで描いてみる
サイコロをイメージして、自分の想像するサイコロを描いてみる。
頭の中で想像したサイコロを、頭の中でコロコロ動かしてみる。
コロコロ動かした、違う角度から見たサイコロをいくつか描いてみる
立体間隔が伸びます。
この立方体はデッサンの基礎でもあり、非常に難しいですが、気楽に描いてみてください。
頭の中ではイメージできないという方は、積み木や、サイコロ、四角いものを観察して描いてみてください。
3 なぞる落書き

鉛筆でも、マジックでもボールペンでもいいです。
紙の上に、何かものを置いてなぞってみましょう。
水ボトル底の部分、水ボトルを倒してなぞって横からみた水ボトル、セロテープ、ハサミ、消しゴム、鉛筆などなんでもいいです、気楽になぞってみましょう。
薄いコピー用などを写真の上においてなぞってみましょう(トレースアップ)
漫画でも、写真でも、何かのキャラクターの絵でも、なんでもいいです。
好きなものをなぞってみましょう。
感覚的に手に覚えさせると、自然に頭の中に形の認識がうまれます。
なぞって描いた絵と同じものを、なぞらず直接紙に描いてみましょう。(観察しながら)
観察力、デッサン力が身に付きます。
4 画材で遊ぶ落書き
鉛筆、ボールペン、筆ペン、マーカー、日常にある画材で、メモレベルで描いてみよう。
水彩、アクリル、パステル、色鉛筆など、はがきサイズの水彩紙などの画材で描いてみよう。
自分の手にしっくり合う、描きやすい、気軽に描ける環境に沿う画材を見つけよう。
構えずに気楽に描く画材を見つけてみる。
色で遊ぶ、色を重ねて遊ぶ。
きれいに塗るとか、あまり考えず、色を楽しんでください。
しっかり塗らずとも鉛筆で描いて、一部だけ色鉛筆で塗るなど、二つ以上画材で遊んでみてください。
描き始めは、可能性か大。画材も決め込まず、いろいろ落書きを描いているうちに自然に手に取ってしまう画材、その画材で仕上がった絵の表現が好きなど、発見があります。
自分にベストな画材パートナーを見つけましょう。
オリジナル性や絵の表現の幅が広がります。
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気軽にリラックスして、自由に楽しんで描く事が大事です。
いきなり白い大きなスケッチブックや画用紙だと緊張が生まれてしまう。
ノートの隙間、メモ紙などから始めてみてください。
以外にもそのメモ帳の落書きが、その後の絵の参考アイデアブックになります。
右脳をフルにつかって、描くということに慣れる。
まずはここから。絵を楽しんでください。
いろいろな画材で楽しんでください。

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