絵を描くことを習慣にする【上達のコツ】

絵のレッスン

絵を描く事を手段を使う

絵が上達するコツになる

今回は技法でもなく、レッスン法でもなく

日常で絵を描くタイミングをふやして

絵心を身に着け、

絵の上達につながる習慣について。

目次

  • 絵を描く目的
  • 絵を描くタイミング(習慣化)
  • 絵と心のつながり

絵を描く目的

絵を描いていて、悩んだとき壁にぶつかったとき、心に聞いてほしい

絵を描きたい?

なぜ?

自分の絵を販売したい

絵が好き、楽しい。

絵が必要とする仕事をしている

絵の仕事に就きたい

画家になりたい、イラストレーターになりたい、漫画家になりたい。

絵を描く目的はさまざまです。

絵を描く、最終目的は?

絵で利益を得たい。

絵の教室を開きたい

絵で認められたい

絵本を出版したい

個展をしたい

画集を出したい

それから先は?

名を残したい

世間に認められたい

絵が楽しい、絵が好きから絵を描き始める

上達したいと思う

思い通りに描きたいとおもう

そういった衝動がまず一歩

学校や習い事で基礎を学ぶ

自宅や仕事で絵を描く

師匠のもとで修業する

上達したいレベル、目的、目標によって描く事に欠ける時間に個人差がでる

アーティストが壁にぶつかる瞬間

なんのために描いているんだろう

を目指しているんだろう

これは自分の時間を絵についやしているから

真剣にまじめに取り組めば組むほど、ぶつかる壁です

絵が好きで、就職した絵に近い仕事

仕事となれば絵を描く作業だけにはとどまらない

営業、電話対応、会議、打ち合わせ、資料管理、経理など

絵を描くこと以外の仕事が増える。

純粋に絵を描く事以外の時間が増える

仕事となれば描きたい対象ではない絵を描かなくてはならない

思い通りの構図ではない絵を描く

思い通りではない色彩の絵を描く

自分の構想を折り曲げた絵を描く

仕事ではそういった壁にもぶち当たることが多々ある

自分の描きたい絵に没頭したいと思う

自分の作風、構想構図で勝負したい

仮に独立して作家活動したとしましょう

生活費は?

絵が売れるまで、バイトやパートをする

絵を描く時間がバイトやパートに費やされる

絵が売れない

絵の依頼が来ない

営業を始める

営業、打ち合わせ、電話対応に時間を取られる

会社に付属しても、独立しても

絵の仕事が確立するまでには時間がかかる

結果、絵を描く時間以外の時間に費やされる

これはどんなアーティストでもあり得ること

上達には継続が、時間が必要。

どんな状況下においても継続する力

目的、目標にむかって貫く心

技術、利益だけにとどまらず、

心の目的はなんですが?

ふとたちどまり、心と対話すること

アーティストに必要なことだと思います。

衝動から一歩が始まった絵との付き合い

絵を描いて褒められた、自分を認めてもらえた

描いた絵で感動してくれた、人を感動させた

描いた絵をプレゼントしたら喜んでくれた、人を喜ばせた

あなたに絵をみたら、元気が出たといわれた。人の心を動かした。

この心の目的をしっかり持つ。

そうすると絵を描く日常がかわる。

絵を描くこと以外のことからでも。

営業や打ち合わせでも相手の描く絵を想像する。

思い通りの絵を描いていても、どう見せて上げれるか考える

自分の作風ではなくとも技術は学べる。

仕事をとおして、生活をとおして、いつでも絵に付き合える

24時間絵につながれる

これこそが絵の上達のコツです。

絵を描く具体的な作業以外の時間も脳内で描くととになるわけです。

現代においては絵の仕事は、アナログ(手描き)とCGの両方の知識が必要となります。

CGで描くこと以外の、PCの仕事一つとっても、パソコンの知識が広がります。

絵以外の仕事でも、知識や考え方を視覚的に広げることで

もうすでに絵の上達へとつなげているわけです。

心の目的を持ち、日常に絵を取り入れる

習慣的に絵とつながること

そんな上達方法をおすすめします。

絵の知識、絵の技術法はたくさんありますが、まずは「描いてなんぼ}「描いてこそ」なので。

絵を描くタイミング

絵の上達方法

ずばりは、日常に絵を取り入れること

習慣化です。

忙しいし、描く時間がないし

仕事に追われているし。

絵を描く時間がない理由はさまざま

絵を描く仕事に就いても、絵を描くこと以外に時間を取られる

目次1で述べた心の目的を持つ

それによって絵を描くこと以外の時間でも絵は学べる

そうはいってもという方に

お勧めは落書き、メモから始めてみては。

自分の発する言葉や、アイデアをメモする

そのメモのを文字ではなく、視覚的に書き留める

視覚的に絵で表現

誰に見せるためでもなく、自分の記憶を残すために

視覚的残したものは、より具現化します

上手、下手など気にせず

落書きメモのようなイメージで

今日は晴れている→太陽マークを描くといった感じで。

まずは自分用に視覚的に記録を残す

今日の献立→ボールペンで描く

いただきものの桃→色鉛筆で桃の絵

覚えたてのヨガポーズ→丸と線でポーズの絵を描くなど

まずは気楽に取り入れる

VACNITE 水彩毛筆 カラー筆ペン 48色セット 水性筆ペン 水彩ペン 絵描き 塗り絵 アートマーカー 美術用 事務用 画材 子供用画材 収納ケース付き

人に説明するとき視覚的に表現する

絵を描いて伝達する

仕事上でのプレゼンテーションに絵を取り入れる

打ち合わせで相手のイメージをスケッチする

作ったパンを上げたい相手にスケッチでパンを描く

写メで送る商品や物を写真とその特徴を描いたスケッチも送る

日常に絵を取り入れる習慣をつける、増やしてみる

さらに日常描いたものを、実際の仕事として活躍している作家作品を見る

ファッション画、料理本の絵、かわいい動物を描くイラストレーターの絵、アニメキャラクターなど

今はすぐに画像検索できる便利な時代ですよね

描く画材は、日常気楽に使用しているもので。

鉛筆、色鉛筆、パステル。ボールペン、マジック

色を塗りたいけど水彩画は準備が面倒だという方

固形水彩、水彩ペンなど気楽に使用できる画材があります

身近な机の上、かばんの中に画材を準備

はがきサイズほどのメモ帳やスケッチブック、コピー用紙を置いておく

ちょっとした休憩タイムに目の前にある消しゴムをスケッチ

目の前にあるコーヒーカップをスケッチ

昨日見た夢を描いてみる

「こんな夢見た」と隣にいる友人に見せてみる

全く別の職種の方でも

こんなチラシはどうだろうと描いてみる

サイトにこんなカットを入れるとわかりやすいな

いい野菜ニンジンが手に入ったらニンジンを描いてみる

お店の今日の定食を描いてみる

ケーキの構想をスケッチしてみる

趣味でも

覚ええたダンスのポーズを描いてみる

練習中の書、イメージふくらましてそこから連想する水墨画を添えてみる

習いたての生け花の仕上げをスケッチしてみる

どんな職種、趣味でもイメージをふくらます手段に絵は使用できます

子供に漢字を教えるときに、漢字から連想する絵を描いてみる

子供に英語を教えるときに、その単語から連想する絵を描いてみる

それだけでも楽しくなってきますよね

なにか想像した、何か書いたとき、それを絵で描いて書き留めておく

それが今後のアイデアになったり、絵のテーマのネタになったり

かばんに小さいサイズのメモ帳をしのばせ、目に触れた風景や物、人を描いてみる

ネタ帳、アイデア帳感覚で

そういった日常で描いてみることから始めてください

日常の習慣に絵を描く事を取り入れることで絵の上達につながります。

作品のテーマにつながります。

時に画材、絵の具やパステルを取り出して、落書きしてみてください

好きな作家の物まねでもいいです。

なぞってみてみてください。

見ながら描いて下さい。

見ないで記憶をたどりながら描いてください。

オリジナルを加えてみてください

楽しく遊びながら、日常の習慣に絵を加えてみてください

なにか発見があると思うとわくわくします。

絵とのつながり

絵とのつながり

日常に絵を取り入れる

仕事で使用する

趣味で楽しむ

好きな絵を見てリラックス

絵を描く

絵を見る

絵をプレゼントする

絵を買う

絵を販売する

絵とのつながりはさまざま

絵の上達には「描く」ことが上位にきます

絵が近くにあると感じ方が変わります。

風景や散歩中に見たもの、聞いたもの、物や人に興味がわく

何がテーマに変化するか、何が必要とするか、すべてが資料になりえるから。

相手の考えさえも絵から連想できるようになる

子供の絵

友人の描いた絵

好きな作家の絵

絵は心理的なものが大きく正直に作用する

心理的効果が大きい

子供の絵を見て、子供の心理状態を覗く、理解することができる

相手の想いや感覚を感じることができる

特に絵の仕事では、相手のことをより理解しなければ表現することはむずかいい

例えば、「商品の宣伝用に夕焼けの絵を描いてほしい」依頼があったとします

相手(クライアント)が望む、夕焼けとは?

なんの商品を売りたいのか?

なぜ夕焼けなのか?

なつかしさ?帰宅時間?夕焼けの美しさ?夕焼けを通して何が言いたいのか?

クライアントの、商品開発者の夕焼けのイメージとは?

相手が望む夕焼けと、自分が想像する夕焼けは違う

育った環境や、時代、場所、

きれい、寂しい、懐かしいといった夕焼けから連想する感情も人それぞれ。

一言で「はい、夕焼けの絵ですね」とはいかない。

夕焼けの構図をスケッチで確認し、夕焼けの色合いを写真や映像で確認できることができればより具体的。

そういった資料がないとき、言葉でのやり取りには限界がある

重要なのは相手に寄り添う

相手が望むものと、自分の想像を一致させる必要がある

絵を教える場合でも、まずは脳内をお互い同じにしてからスタートするようにしています。

絵を通して、相手との距離を縮めることが大切です

心理学ともつながる絵

精神的分析にも使用される絵

夢のイメージの記録、絵のテーマや色、形から連想される精神分析、作家の伝記情報と作品分析による精神分析がある

骨組みの構図から読み取る

色彩や表現から直感的に読み取る

歴史からみても絵という表象的人工物、独自の創造、想像力や知的イメージ、思考、内的表象の投入は人間でしかできない表現方法

動物でもコミュニケーション、ジェスチャーなど相手に対する姿勢などの模倣行動はある。

絵や文字を使用して伝達行動を行ったのは人類だけ

視的活動を長い歴史の中で行って手段として達成させた人類

絵を描くという芸術活動が、知覚活動の中心にしてきた歴史がある。

人間の歴史を見ると絵とのつながりは、本来身近で内面表現での伝達表現である

人とのコミュニケーション、視的コミュニケーションを絵を通して強めたいものです

伝達したいという思い、見る人に確実に伝えるために、いろいろな要素をコントロールする

頭の中をコントロールし、描く技術で表現する

描き手に求められる、この絵での伝達コミュニケーションのための練習なのでは。

「百聞は一見にしかず」

政治的な事件の記事をよめない子供でも、写真や戦争場面、事件場面のはずばりそのものの事実を伝える

言語の理解や、論理性が難解な子供でも、視覚的イメージから直感的に理解できる

伝達威力は最大な絵

絵をとおして、自分からの発信だけではなく、相手の心情をキャッチする想像力が高まる

絵とのつながりを深めて、人間的つながりをよりつながる

物を見る

視覚的イメージを形成して「どんな形になるのか」と問う

頭の中で90度回転してみる

裏返してみる

どんな形かをより理解する

これらを頭の中で視覚的にイメージする

絵とつなげる

記憶から思い出す

心の眼で見る

実物を見ることと同じように、回転させてみたり裏返してみたり。

これらは視覚的思考をつかって最も創造的な仕事をおこなっていると同じ。

より創造性をたかめるということになる

そういった視覚的思考活動を、絵を通して高めていくことができる

イメージだけでは、作品はできない

イメージを実現するためにスキルを必要とする

目に見える視的情報から作るだけでなく、聴覚、触覚、など五感を通してさらに知覚的敏感さも増す

幼少期の体験、病気や身内の死、それらで感じたイメージ

心の中の絵、知的イメージが絵を通して表現される

そういった膨大な情報量が集まったときに作品のアイデアとなる

日常の経験や、過去の体験自体がすでに絵につながっている

その視覚的イメージとのつながりを大切にしたい

イメージのつながりの一歩が日常に取り入れて習慣化することです。

(自由テキスト)

まとめ

絵を描く仕事

日常的に納期に追われ、描く作業中に、次の作品の構想を考え、その隙間に営業準備、打ち合わせを行っていました。

きっと絵をうまくなりたい、そのために練習しようレベルでは成しえなかった絵の量を描きこなしていたと思います。

かなり寝不足でつらい日々もありましたが、学校での基礎レッスンせず自己流で絵を描いただけの自分自身が描く技術やイメージができたのはほぼ24時間、20年絵を描いていた、絵をイメージしていたからだと感じています。専門家である建築家、デザイナーとの打ち合わせ、そのための知識を学び、商品について考え、それをイメージし絵で表現する。

時間がたりない、納期に追われる

隙間時間で次回のために、何がネタに何が資料になるかわからない

そのため物の見方が、次に起こりえる絵の仕事のテーマとしてキャッチするようになります。

そうしていかないと間に合わないから

そういった実践を踏まえて、絵の技術の前に是非お伝えしたい内容だとおもいました。

参考にしてみてください

コメント

タイトルとURLをコピーしました