認知症予防として脳トレアートレッスンを行っています。
まずは動かすこと
これ大事
テレビを見ながら、ボーっと見るだけだはなく、口を動かして真似てみる
英語教育でも、方法の一つとしてあるシャドーイングのように。
その辺にある、読み終わった新聞やチラシ、コピー用紙を破る、そして丸める
これだけでも動かしていない手にはいい運動になります。
いがに破るというのは、力が要ります。
破った新聞を丸める
これ手の全体の運動にもなり握力を鍛える筋トレにもなります。
できるだけ丸く、小さく、ボールを作る感じです。
動かさなければ、脳に響きません。
そういった小さな動きから始めてみましょう。

丸めることが面白くなってきたら、紙粘土を丸めてだるま制作
今回はレッスンで行っているだるま制作のご紹介
最近は100円ショップでも、手につかない軽くて、心地よい紙粘土が販売されています。
目次
- 紙粘土をこねる、丸める
- オリジナルのだるまの形を作る
- 着色
- 座布団を描く
紙粘土をこねる、丸める
紙粘土をよくこねる
これだけでも指の運動になります。
よくこねて全体をなじませる感じです。
こねずにすぐ形づくりに入ると、しわが残ったり、乾燥した後ひび割れの要因にもなります。
ちょっと前の紙粘土は、油分が手についたり、こねている間に乾燥してぼろぼろになったりと、重くて扱いにくい粘土質でしたが、現在販売されているものは、ふわふわして心地よいです。
手につかないものや、小さいお子様が口に入れても害がない商品もあります。
軽すぎて、指の運動への負荷は少ないですが、しっかりこねていくと意外に手が疲れてく感じ。
5分程度の運動になりますが、パン職人やそういった方面の職業でない限り、指や手を使ってこねるという動きは日常にはなかなかない動き。
日常動かさない部分を動かすという点では、制作しながらよい運動になります。
こねていくと、手触りが滑らかになり、そういった感触を楽しんでください。
粘土が柔らかくなったら、丸めていきます。
しっかりこねておくと、丸めた時でもしわが少なく、なじませやすいです。
丸めるということ
小さい子でもご年配の方でも、簡単なようで難しい
〇、ボールをイメージして丸めます。
イメージすることが大事です。
オリジナルのだるまの形を作る
丸めた紙粘土を、三角に。
ややふっくらした、△おにぎりを作る感じです。
顔の部分を少し平らにして。
あとは三角の紙粘土が平らな部分に立つかどうか調整をします。
なんとなくだるまっぽくなったら、形は完成です。
大きさの違う△三角を二つ作れば、夫婦だるま。
数をたくさん作って、大小違う三角を作って家族だるまや兄弟だるまっていうのも楽しいです。
着色

いよいよ色塗りです。
やや平らにした顔の部分以外を好きな色で塗ります。
模様にしてもいいし、好きな色で。
お勧めはアクリル絵の具
乾くと水にぬれても色が取れることがないので。
水彩絵の具の場合は、水分をあまり加えず絵の具のチューブから出した色を濡れた筆でこねる程度の濃さで塗るとしっかり色付けできます。
最後にお顔を描きます。
実際のだるまは眼の玉は色を塗らず、何かしら願いが叶ったら目の玉の色を塗ることが多いらしいですが、これは日本で始まった行事のようなもの。好きな表情の顔を描いてください。
座布団を描く
作っただるまの座布団の制作。
色画用紙や色紙、白い紙でもいいです。
四角や〇△に切って、そこに模様や色を付けます。
オリジナルの座布団を作ります。
だるまの色と合わせて好きなように制作します。
最後に仕上がった(絵の具が乾いたら)だるまを座布団の上においたら完成です。
眺めて癒される、なんだか温かい作品の完成です。

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