絵のセンス なりきる効果

ライフスタイル

絵のレッスンをしていると、よくある悩みが「私にはセンスがないから」

センスって?

センスとは?物事の感じや味わいを、感じて悟る働き。感覚。具体的に表現されたもの。

感じる感覚、それらを表現する力をつけることができればセンスアップにつながる

日常でセンスアップを磨きましょう。

ご自身の絵を客観的にみて、足りないところを磨く

ただそれだけだと思います。

イラストレーターとして仕事をしていると、あらゆる仕事に対応しなければならなかった。

その内容のノリに深くどっぷりつかるわけです。

役者さんに近い部分があります。

とある商品の販売のための絵

仮にマンション販売だとすれば

その地域、その環境を大好きになることから始めます。

家族向けのマンションだとすれば、自分自身がどんな家族でどういった生活をしているか連想します。

どういったインテリアをおくか、どういう趣味があるか

実際に家族がいなくても、実際にその地域に住んでいなくても、モデルルームでインテリアコーディネーターの商品が自分好みでなくとも

そのマンションの販売のための要素を大好きになることから始めます

感じて、そこから生まれる絵柄を提案する

そのために取材や、図面などの資料や情報をインプット

役者でいう「なりきる」わけです。

インテリアが好きな主婦という設定であれば、インテリアに対してのセンスは抜群度と自分に思い込ませる

センスアップした主婦の想いやそれまでの生活習慣、知識を一気に学ぶんです。

不思議とその本人であるかのように、インテリア雑誌を見てやインテリア関連のお店に入るようになります。

もちろん仕事なのでその期間必死な訳ですが。

これを日常続けているとインテリアコーディネータぐらいの感覚が身につくなぁと実感しました。

ということは。

絵のセンスアップに必要なまず一歩

なりきる

絵を描く、アーティストになりきる

絵が得意、絵が好き、絵に興味があるから始める。

絵のセンスありきで日常を送る

絵を描くことが得意だと思い込む

そういう日常だとすれば「絵のセンスがないのよねー」というセリフはないですよね。

絵を描くことが得意なのですから。

色に興味を持ち

形を分析

色合いに感動。

形に感動。

日常の物を味わい、感動する。

そのために物事をキャッチする心を持つ

五感を研ぎ澄ませて。

視覚からだけではなく、匂いからでも、音からでも、触った感触からでも、味からでも。

見逃さないキャッチ力、観察力、そうしてふくらましていくんです。

自信を否定せず、なりきる。

できなければ、知識と技術が足りない部分があるぐらいの感じで。

「なりきる」を楽しみながら。

今日、着る洋服にこだわってオシャレしてみる。

日常着ない色の服を合わせてみる

違う色のアイシャドウをメイクしてみる。

それだけでも

この色とこの色合うのかなぁと疑問に思う。

棚にしまったファッション誌を取り出してみる。

ファッション関連の情報をググってみる。

今のはやりの色ってこんな色?!

流行りのパーカーってこの商品

メチャカリ

様々な情報が入ってきます。

オシャレなカフェのシーンの絵の依頼。

珈琲を味わうオシャレなカップルを描く

先ほど仕入れた情報で今風の格好をしたカップルを描く

こういった感じで頭の中の情報の引き出しを開いて描いていく

この作家はセンスあるなぁ

となるわけです。

何がどう役立つかわからないほどの情報社会

是非なりきったご自身の感覚で、物や風景を眺めてください

何かしらの新しい情報をキャッチできるはず。

映画などの映像も、日常では見れない映像を体感できる

山頂から見渡す景色の映像

宇宙から見る地球

自分では潜れない海底

映像で疑似体験するには映画もお勧め

APEXレンタル

映像で印象に残ったシーンを描いてみてください。

映像は、監督を含めそれらに関係するメンバーが作った作品

それを見て描いた作品は、自分の眼を通してえがいたオリジナルへと変化します。

その映画を作成した監督になりきって描く

頭で描いたとおりに描きたいという欲求が発生する

そこで具体的にどう人物を描いたらいいか

どういう構成にしたらいいか

なんだか迫力がたりないなぁ

もっと美しい背景にしたい

いろいろな疑問や、描くためのノウハウが必要になる。

技術や知識が欲しくなるからこそ、描いて練習しようという行動に移す

センスを磨く

まず感じることから、感動することから。

そしてそれらを表現する

表現したいと思う

そこに技術と知識を身につける

この繰り返しがさらなる磨きになるんです。

やる前に自分を止めずに

現在は絵の講師をしながら、ブログを書きつつ、役者活動など、「やりたいことな全部やれ」って感じで日常を過ごしていますが。

意識しているのは常に五感を磨く

人間はゆるいぬるま湯の方向に流れやすい

無意識に時間を過ごしていると、気が付けば一日が終わる。

絵でも、絵以外でも自分の仕事や生活に、磨きをかけるとするならば、日常で五感を磨く

感じ取る力、表現する力をつけてセンスアップしたいものです。

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